STUDY GROUP
OTD研究会
OTD 研究会とは
OTD研究会は、年間を通じてアカデミアの知と企業のニーズをつなぎ、組織変革のためのダイバーシティをどのように実現していくのかを探求する会です。
東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センターと連携して、東京大学の中から講師を招き、様々な企業から集まったメンバーとダイバーシティ推進における自社課題に向き合います。
多様な人材のキャリア設計や従業員へのダイバーシティ理解推進など、テーマごとに研究を重ね、組織の変革につなげます。
ACTIVITY2024
2024年度の活動内容
今期もアカデミアとビジネスの双方から多彩なゲストを招き、学びの場をつくっていきます。人的資本情報の可視化がますます求められる今、組織内の多様な人材の活躍を推進するために必要な視点を、志を同じくする数十の企業とともに学びませんか?
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第1回 OTDアカデミア
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日程
- 2024年7月
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講師
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東京大学大学院
教育学研究科附属
バリアフリー教育開発研究センター
教授
星加 良司 氏東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。
東京大学先端科学技術研究センター特任助教 同大学院教育学研究科講師等を経て、2017年より現職。 専門は社会学、障害学。
障害の社会理論、障害平等施策としての合理的配慮、 多様性理解教育などに関心を持ち、障害や多様性に関する 知の社会還元を進めるためのプロジェクトを展開している。
主な著書に『障害とは何か:ディスアビリティの社会理論に向けて』(生活書院)『障害学のリハビリテーション:社会モデル その射程と限界』(生活書院、共編著)『合理的配慮:対話を開く、 対話が拓く』(有斐閣、共著)、『対立を乗り越える心の実践:障害者差別にどのように向き合うか』(東京大学出版会、共著)など。
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第2回 OTD企業研究
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日程
- 2024年9月
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講師
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三井化学株式会社
人事部 ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョングループ グループリーダー
安井 直子 氏1990年三井東圧化学ライフサイエンス研究所に大卒女性枠採用(地域・職種限定)で入社。新規殺虫剤の探索研究に従事。入社4年目に新規殺虫剤ジノテフランの研究に携わる。
1997年、会社の合併で社名が「三井化学」となり、新人事制度への移行に伴い男性と同じ総合職に。同時期、農薬の安全性研究を行う部署に異動。
2005年、社内初の研究所のTL(課長職)に登用される。2008年、本社に転勤し農薬の開発、研究企画、経営企画を経験したのち、2012年より2年間文部科学省に出向。生涯学習政策官として、子供の貧困、復興教育、男女共同参画などに携わる。2015年より現職。
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第3回 OTDアカデミア
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日程
- 2024年10月
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講師
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東京大学
総合文化研究科
超域文化科学専
教授
清水 晶子 氏東京大学大学院人文科学研究科で修士を取得したのち、ウェールズ大学カーディフ校批評理論センターでMA(セクシュアル・ポリティクス)とPhD(批評理論)を取得。専門はフェミニズム、クィア理論。
関心の対象は非規範的な欲望と身体をめぐる文化政治。毎年秋に研究科の院生と共に企画しているクィア理論入門公開連続講座は、アクティビストや研究者からテーマに個人的に興味をもった人まで、多岐にわたる参加者を得ている。
主な著書に_Lying Bodies: Survival and Subversion in the Field of Vision_ (Peter Lang. 2008)、『読むことのクィア 続 愛の技法』(中央大学出版部、共著、2019)など。
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第4回 OTD企業訪問
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日程
- 2024年10月
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参加者
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研究会メンバー
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第5回 OTD企業研究
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日程
- 2024年11月
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講師
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LINEヤフー株式会社
人事総務統括本部
LINEヤフーテック
アカデミー推進室長
組織人材開発部
アカデミアチームマネージャー
谷口 美明 氏1新卒でヤフー株式会社に入社後、日本全国のカスタマーサポート拠点を立ち上げ。事業側に異動後、Yahoo!プレミアム企画、ソフトバンクとの共同サービス立ち上げ、GYAOでの映像サービス企画など、多岐にわたるプロジェクトを牽引。
人事に異動してからは、女性リーダーのマインド醸成を目的にした女性リーダークラスを立ち上げ・運営や、DE&Iのカンファレンスを開催。
2023年11月よりLINEヤフーテックアカデミー推進室 室長としてオンラインスクール事業を展開しながら、企業内大学のLINEヤフーアカデミア マネージャーおよびDE&I推進を担当している。
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第6回 OTD企業訪問
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日程
- 2024年11月
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参加者
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研究会メンバー
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第7回 OTDアカデミア
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日程
- 2024年12月
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講師
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東京大学
総合文化研究科 広域科学専攻
准教授
特任助教
馬場 雪乃氏
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第8回 OTD企業研究
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日程
- 2025年1月
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講師
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ジョンソン・エンド・ジョンソン株式会社 メディカル カンパニー カーディオバスキュラー スペシャルティ ソリューションズ バイスプレジデント
日本法人グループWLI (Women’s Leadership & Inclusion) リーダー
大多和 裕志氏2003年入社。エチコン事業本部(外科領域)の営業、マーケティング、トレーニングを担当。
2013年より2年間、米国ニュージャージー州の本社に在籍し、止血剤の製品開発に従事。
2018年よりバイオセンス ウェブスター事業部マーケティングディレクター、シニアナショナルセールスディレクターを経て、2022年より現職。2児の父。
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第9回 OTDアカデミア
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日程
- 2025年2月
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講師
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東京大学
多様性包摂共創センター
ジェンダー・エクイティ推進オフィス
特任助教
中野 円佳氏
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第10回 OTD企業研究
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日程
- 2025年2月
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講師
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東京海上日動火災保険株式会社
人事企画部 企画組織グループ マネージャー
菊池 彩 氏2008年に入社し、法人営業を5年間経験後、2013年より人事企画部に在籍。
これまで、人事異動・考課などの人事運用、人事制度設計、人事システム開発などに従事。2018年、2021年に2度の産育休を経て、2024年4月より現職、エンゲージメントデザイン・DE&I推進を担う。
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第11回 OTD最終共有会
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日程
- 2025年3月
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参加者
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研究会メンバー
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ACTIVITY2023
2023年度の活動内容
今期もアカデミアとビジネスの双方から多彩なゲストを招き、学びの場をつくっていきます。人的資本情報の可視化がますます求められる今、組織内の多様な人材の活躍を推進するために必要な視点を、志を同じくする数十の企業とともに学びませんか?
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第1回 OTDアカデミア
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日程
- 2023年7月
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講師
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東京大学大学院
教育学研究科附属
バリアフリー教育開発研究センター
教授
星加 良司 氏東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。
東京大学先端科学技術研究センター特任助教 同大学院教育学研究科講師等を経て、2017年より現職。 専門は社会学、障害学。
障害の社会理論、障害平等施策としての合理的配慮、 多様性理解教育などに関心を持ち、障害や多様性に関する 知の社会還元を進めるためのプロジェクトを展開している。
主な著書に『障害とは何か:ディスアビリティの社会理論に向けて』(生活書院)『障害学のリハビリテーション:社会モデル その射程と限界』(生活書院、共編著)『合理的配慮:対話を開く、 対話が拓く』(有斐閣、共著)、『対立を乗り越える心の実践:障害者差別にどのように向き合うか』(東京大学出版会、共著)など。
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第2回 OTD企業研究
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日程
- 2023年7月
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講師
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カゴメ株式会社
人東京本社 人事部人材育成担当課長
大澤 博明 氏大学卒業後、カゴメ株式会社入社。営業担当を経て、本社広告部門にて自社WEBサイトの企画・運営、マーケティング部門にて市場調査・需要動向分析、営業推進部門にてマーチャンダイジング企画・営業教育・営業システム整備に携わる。
ダイバーシティ推進室を経て、2019年に人事部(現職)へ異動。従業員のキャリア開発施策を主管。エンゲージメント向上にむけた組織開発施策の企画推進、全社D&I推進プロジェクトにも携わる。
国家資格キャリアコンサルタント
2級ファイナンシャル・プランニング技能士
経営心理士
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第3回 OTDアカデミア
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日程
- 2023年8月
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テーマ
- 多様性と公正な社会づくり――移民、エスニック・マイノリティをめぐる課題から考える(仮)
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講師
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東京大学大学院
人文社会系研究科
准教授
髙谷 幸 氏京都大学大学院人間・環境学研究科修了。
専門は社会学・移民研究。日本に暮らす移民のメンバーシップ、帰属と編入のあり方、移民をめぐる境界作用などに関心を抱いている。
著書『多文化共生の実験室:大阪から考える』(青弓社・編著、2022年)
『移民政策とは何か:日本の現実から考える』(人文書院・編著、2019年)
『追放と抵抗のポリティクス:戦後日本の境界と非正規移民』(ナカニシヤ出版、2017年)など。
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第4回 OTDネットワーク
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日程
- 2023年8月
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参加者
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研究会メンバー
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第5回 OTD企業研究
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日程
- 2023年9月
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講師
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損害保険ジャパン株式会社
人事部 人材開発グループ D&Iチームリーダー
吉池 玲子 氏1993年一般職で旧安田火災海上保険に入社。営業事務を経て、業革インストラクターとして新入職員指導、販売プロセス改革、営業店監査業務等に携わる。
2005年産前産後休暇・育児休業を取得し、2006年短時間勤務制度を利用して営業店復帰。2008年昇進試験にチャレンジし、短時間勤務者として初の業務リーダーとなる。
11年半の企業営業店経験を経て、2018年に人事部へ配属となり人材育成を担当。2019年より現職。
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第6回 OTDワークショップ
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日程
- 2023年10月
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参加者
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研究会メンバー
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第7回 OTDアカデミア
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日程
- 2023年10月
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テーマ
- 組織のダイバーシティとアイデンティティをめぐる諸問題(仮)
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講師
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東京大学大学院
人文社系研究科
教授
村本 由紀子氏東京大学文学部卒。銀行勤務の後に大学院に進み、1999年東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。博士(社会心理学)。スタンフォード大学ポストドクター、京都大学助手、岡山大学助教授、横浜国立大学准教授・教授を経て2011年10月より現職。
集団の規範や文化はいかにして生成され維持されるのか、個人の心理・行動傾向は社会環境によってどのように(そしてなぜ)異なっているのか、といった問題に関心を持ち、心理学実験、社会調査、フィールドワーク等の多彩な方法論を用いて研究を行っている。
主な著書に『社会心理学』(2019年(補訂版)、有斐閣、共著)、『Asian psychology and Asian societies in the midst of change』(2017年、Psychological Association of the Philippines、共編著)、『社会と個人のダイナミクス』(2011年、誠信書房、共編著)など。翻訳書に『木を見る西洋人 森を見る東洋人:思考の違いはいかにして生まれるか』(リチャード・E・ニスベット著、2004年、ダイヤモンド社)など。
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第8回 OTD企業研究
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日程
- 2023年11月
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講師
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イオン株式会社
ダイバーシティ推進室長
江藤 悦子氏1989年株式会社マイカルに入社。店舗担当から店長や人事教育部長などを経験。2011年、合併によりイオングループ入り。
同時にイオン株式会社に出向。人材育成部にて経営者教育などグループの教育を担当。その後6年間イオンマレーシアへ出向し、人事のゼネラルマネージャーとして従事。
帰国後、イオンリテール株式会社近畿カンパニーで人事総務部長、経営人材・人事システムチームのリーダー(現在も兼務)を経て、2022年5月より現職。
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第9回 OTDネットワーク
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日程
- 2023年12月
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参加者
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研究会メンバー
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第10回 OTDアカデミア
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日程
- 2024年1月
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テーマ
- 働き方改革と組織文化の変革プロセス(仮)
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講師
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東京大学大学院
経済学研究科
准教授
稲水 伸行 氏1980年広島県生まれ。東京大学経済学部卒業。東京大学大学院経済学研究科博士課程単位取得退学。
日本学術振興会特別研究員(DC1)、東京大学ものづくり経営研究センター特任研究員、同特任助教、筑波大学ビジネスサイエンス系准教授を経て、2016年より現職。博士(経済学)(東京大学,2008年)。
企業との共同研究によるオフィス学プロジェクトを主宰。主な著作:『流動化する組織の意思決定』 (東京大学出版会, 第31回組織学会高宮賞 著作部門 受賞)。
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第11回 OTD企業研究
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日程
- 2024年2月
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講師
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清水建設株式会社
コーポレート企画室
DE&I推進部長
西岡 真帆 氏発電所建設に従事していた父に憧れ、1995年4月、土木系総合職として清水建設に入社。都内の道路トンネル現場で施工管理を経験後、1998年10月より土木本部にてシールド関連の技術開発を担当。
2001年4月から約13年間、土木技術本部にてコンクリートの専門技術者として全国の現場を支援。2011年4月に課長職に昇進。2014年5月、コーポレート企画室経営企画部に異動後、2015年6月より人事部にてダイバーシティ推進に携わる。
2023年4月より現職。日本建設業連合会「けんせつ小町委員会」職場環境整備専門部会長。元祖「けんせつ小町」として、建設業界における女性活躍推進に取組んでいる。
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第12回 OTD最終共有会
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日程
- 2024年3月
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参加者
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研究会メンバー
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ACTIVITY2022
2022年度の活動内容
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第1回 OTD研究会
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テーマ
- ジェンダー平等の壁と打開策
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日程
- 2022年7月
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講師
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東京大学大学院
教育学研究科附属
バリアフリー教育開発研究センター
教授
星加 良司 氏東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。
東京大学先端科学技術研究センター特任助教 同大学院教育学研究科講師等を経て、2017年より現職。 専門は社会学、障害学。
障害の社会理論、障害平等施策としての合理的配慮、 多様性理解教育などに関心を持ち、障害や多様性に関する 知の社会還元を進めるためのプロジェクトを展開している。
主な著書に『障害とは何か:ディスアビリティの社会理論に向けて』(生活書院)『障害学のリハビリテーション:社会モデル その射程と限界』(生活書院、共編著)『合理的配慮:対話を開く、 対話が拓く』(有斐閣、共著)、『対立を乗り越える心の実践:障害者差別にどのように向き合うか』(東京大学出版会、共著)など。
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第2回 OTD企業研究
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テーマ
- ジェンダー平等の壁と打開策
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日程
- 2022年8月
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講師
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東京大学
教育学研究科
教授
高橋 美保 氏1987年岐阜北高校卒業。1991年奈良女子大学文学部社会学科卒業。民間企業勤務を経て、1999年慶應義塾大学大学院社会学研究科社会学専攻修士課程修了。臨床心理士として病院、企業、大学などに勤務。2008年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース博士課程を修了し、2009年東京大学大学院教育学研究科臨床心理学コース専任講師に着任、2011年より准教授、2017年より教授。臨床心理士。
研究領域は、産業領域の心理的支援に関する研究、ライフキャリアレジリエンスに関する研究、地域支援に関する研究、心理療法に関する研究等。
主な著書に、『中高年の失業体験と心理的援助』(2010年、ミネルヴァ書房)、『ワーク・ライフ・バランス :すぐに始められる! 家庭と仕事 両立のコツ』(2021年、日本家族計画協会【共同監修】)、『臨床心理学: シリーズ心理学と仕事8』(2017年、北大路書房【共編】)、『人生100年時代の多世代共生』(2020年、東京大学出版会【分担執筆】)、『キャリア形成支援の方法論と実践』(2017年、東北大学出版会【分担執筆】)、『シングル女性の貧困―非正規職女性の仕事・くらしと社会的支援』(2017年、明石書店【分担執筆】)、『心理職の組織への関わり方』(2016年、誠信書房【分担執筆】)、『カリキュラム・イノベーション』(2015年、東京大学出版会【分担執筆】)等。
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第3回 OTD研究会
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テーマ
- ジェンダー平等の壁と打開策
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日程
- 2022年9月
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講師
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株式会社クオリア
代表取締役
Standing in the fire 認定
ダイバーシティスペシャリスト
荒金 雅子 氏都市計画コンサルタント会社、NPO法人理事、会社経営等を経て、株式会社クオリアを設立、代表取締役に就任。1996年にD&Iのコンセプトに出会い、以降一貫して組織のD&I推進や女性の能力開発、リーダーシップ開発、組織活性化などのコンサルティングに取り組む。意識や行動変容を促進するプログラムには定評があり、特にアンコンシャス・バイアストレーニングやインクルージョン推進プログラムは高い評価を得ている。
2007年より世界80ヶ国1000人の女性リーダーが集うグローバル・サミット・オブ・ウィメンに毎年出席。2017年に開催されたグローバルサミットオブウィメン日本大会実行委員コアメンバー、2019G20大阪の公式エンゲージメントグループW20(Women 20)運営委員会委員、内閣府「令和 3 年度 性別による無意識の思い込み(アンコンシャス・バイアス)に関する調査研究」調査検討委員会委員も務めた。
「ダイバーシティ&インクルージョン経営-これからの経営戦略と働き方」(日本規格協会)「プロフェッショナル・ファシリテーター」(ダイヤモンド社)「多様性を活かすダイバーシティ経営~基礎編」、「(同左)~実践編」(日本規格協会)「ワークライフバランス入門」(ミネルヴァ書房)共著 他多数
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第4回 OTD研究会
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テーマ
- ジェンダー平等の壁と打開策
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日程
- 2022年10月
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講師
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株式会社りそなホールディングス
人財サービス部
ダイバーシティ推進室 室長
島田 律子 氏1997年山一證券入社し、営業店配属。
1998年3月旧あさひ銀行(現埼玉りそな銀行)入社し、当時の金融ビックバンによる 銀行での投資信託取扱開始に合わせ営業店配属。
2000年個人事業第一部へ異動し、以降、個人商品企画・推進に従事。
2014年りそなホールディングスIT企画部へ異動。
2019年IT企画部グループリーダー。
2020年7月より、りそなホールディングス人財サービス部ダイバーシティ推進室へ異動・現職
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第5回 OTD学び共有会
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テーマ
- 育休取得の壁と打開策
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日程
- 2022年11月
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参加者
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研究会メンバー
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第6回 OTD研究会
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テーマ
- 育休取得の壁と打開策
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日程
- 2022年11月
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講師
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東京大学
社会科学研究所
教授
水町 勇一郎 氏1986年佐賀県立佐賀西高校卒業。1990年東京大学法学部卒業。東北大学法学部助教授、パリ西大学客員教授、ニューヨーク大学ロースクール客員研究員等を経て、現在、東京大学社会科学研究所教授。
働き方改革実現会議議員、東京都労働委員会公益委員(会長代理)、規制改革推進会議委員などを歴任。
主な著書に、『労働法〔第9版〕』(2022年、有斐閣)、『詳解 労働法〔第2版〕』(2021年、東京大学出版会)、『「同一労働同一賃金」のすべて〔新版〕』(2019年、有斐閣)、『労働法入門〔新版〕』(2019年、岩波書店)、『労働法改革』(編著、2010年、日本経済新聞出版社)、『集団の再生―アメリカ労働法制の歴史と理論』(2005年、有斐閣)、『労働社会の変容と再生-フランス労働法制の歴史と理論』(2001年、有斐閣)、『パートタイム労働の法律政策』(1997年、有斐閣)など。
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第7回 OTD研究会
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テーマ
- 育休取得の壁と打開策
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日程
- 2022年12月
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講師
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東京大学国際高等研究所カブリ数物連携宇宙研究機構教授、学際情報学府大学院兼担
横山 広美 氏専門は科学技術社会論で、科学技術のELSIに関わる問題を研究してきた。2004年東京理科大学大学院理工学研究科物理学専攻満期修了退学、博士(理学)。総合研究大学院大学、東京大学大学院理学系研究科を経て現職。
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第8回 OTD研究会
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テーマ
- 育休取得の壁と打開策
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日程
- 2023年1月
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講師
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株式会社東レ経営研究所
ダイバーシティ&ワークライフバランス推進部
チーフコンサルタント
NPO法人ファザーリングジャパン 理事
塚越 学 氏大手監査法人で多種多様な会社の監査業務に携わる一方、NPO法人ファザーリングジャパン(以下FJ)会員として父親の育児や働き方支援等を行う。2011年次男の誕生、義兄の死、義父の介護を同時期に経験し、ワークライフバランス(以下WLB)推進を本業にすることを決意。
監査部門マネージャーを経て、(株)東レ経営研究所に転職。WLB体現者の佐々木常夫の下で佐々木常夫塾を創設するとともに、企業・労組・自治体などにWLB研修・コンサルティングを多数行う。2012年よりFJの理事に就任。
国土交通省「女性が輝く社会づくりにつながるトイレ等の環境整備・利用のあり方に関する協議会」委員。大田区男女平等参画会議副会長、浦安市男女共同参画会議副会長、東京都男女平等参画審議会委員
新しいパパの教科書」「新しいパパの働き方」(学研教育出版)共著。「崖っぷちで差がつく上司のイクボス式チーム戦略」(日経BP者)監修。
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第9回 OTD研究会
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テーマ
- 育休取得の壁と打開策
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日程
- 2023年2月
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講師
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積水ハウス株式会社
執行役員
ダイバーシティ推進部長
山田 実和 氏1990年4月 積水ハウス入社、一般職から総合職に職群転換し、分譲マンション営業、人事部人材開発、法務部人権啓発を担当
2020年2月 ダイバーシティ推進部長
2020年6月 ESG推進委員会 社会性向上部会長2021年4月 執行役員 就任
2021年6月 関西経済連合会 労働政策委員会
D&I専門委員会 副委員長
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第10回 OTD最終共有会
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テーマ
- 育休取得の壁と打開策
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日程
- 2023年3月
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参加者
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研究会メンバー
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ACTIVITY2021
2021年度の活動内容
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第1回 OTDアカデミア
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日程
- 2021年7月
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講師
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東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター
准教授
星加 良司 氏東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。東京大学先端科学技術研究センター特任助教、同大学院教育学研究科講師等を経て、2017年より現職。専門は社会学、障害学。
障害の社会理論、障害平等施策としての合理的配慮、多様性理解教育などに関心を持ち、障害や多様性に関する知の社会還元を進めるためのプロジェクトを展開している。
主な著書に『障害とは何か:ディスアビリティの社会理論に向けて』(生活書院)、『障害学のリハビリテーション:社会モデル その射程と限界』(生活書院、共編著)、『合理的配慮:対話を開く、対話が拓く』(有斐閣、共著)、『対立を乗り越える心の実践:障害者差別にどのように向き合うか』(東京大学出版会、共著)など。
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第2回 OTD企業研究
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日程
- 2021年8月
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講師
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ソニーピープルソリューションズ株式会社
代表取締役
望月 賢一 氏1987年ソニー株式会社に入社。ビジネスパートナー人事、製造事業所、合弁会社の人事総務を経て、2016年4月ソニー人事センター長、2020年7月よりソニーピープルソリューションズ(株)代表取締役社長。
ダイバーシティ&インクルージョン推進部統括部長、Global HR Platform Headも兼任しつつ、ソニーグループにおける人事総務プラットフォーム機能会社としてテクノロジーを活用したソリューション提供、人事総務領域のシステム&オペレーションのトランスフォーメーションを推進している。
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第3回 OTDアカデミア
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日程
- 2021年9月
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講師
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東京大学
総合文化研究科
准教授
土屋 和代 氏カリフォルニア大学サンディエゴ校大学院・歴史学研究科博士課程を修了し、神奈川大学外国語学部准教授等を経て現職。Ph.D(歴史学、カリフォルニア大学サンディエゴ校)
研究テーマは、アメリカ現代史、人種・エスニシティ論で、エスニシティやジェンダーの観点からマイノリティの社会運動の歴史研究等を展開している。
主な著書に、Reinventing Citizenship: Black Los Angeles, Korean Kawasaki, and Community Participation, University of Minnesota Press, 2014、「〈廃品〉からの創造:S・ロディアのワッツ・タワーとブラック・ロスアンジェルス」・熊谷謙介編『破壊のあとの都市空間』青弓社、2017年)、「一九九二年ロスアンジェルス蜂起をめぐる表象の政治:『薄明かり――ロスアンジェルス、1992』と記憶の重層性」・田辺 明生他編『環太平洋地域の移動と人種』(京都大学学術出版会、2020年)ほか。
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第4回 OTD企業研究
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日程
- 2021年10月
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講師
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グーグル合同会社
人事本部長
谷本 美穂 氏慶應義塾大学卒業後、2000年GEに入社。HRリーダーシッププログラム、HRBP、日本GEの採用や組織開発マネジャーなどを歴任し、18年にわたりグローバルリーダーシップと組織開発に携わる。
2011年に米国GEグローバル本社の人事部門に異動、世界30カ国から選抜された次世代グローバルリーダー開発を担当。2016年よりGEジャパン株式会社執行役員人事部長。
2018年より現職。イノベーションを起こす組織づくりを推進する。
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第5回 OTD学び共有会
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日程
- 2021年11月
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内容
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これまでの学びを深める対話セッション、各社の情報共有、ネットワークづくり
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第6回 OTDアカデミア
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日程
- 2021年12月
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講師
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東京大学 情報学環
教授
林 香里 氏ロイター通信東京支局で勤務した後、バンベルク大学 社会学講座客員研究員、東京大学情報学環助教授等を経て現職。博士(社会情報学、東京大学)
研究テーマは、ジャーナリズム研究、マスメディア研究で、MeDi(メディア表現とダイバーシティを抜本的に検討する会)を主催している。
主な著書に、『メディア不信:何が問われているのか』(岩波新書、2017年)、『〈オンナ・コドモ〉のジャーナリズム:ケアの倫理とともに』(岩波書店、2011年)、「政治システムとの強いリンクがもたらした構造的「右傾化」」・小熊英二・樋口直人編『日本は「右傾化」したのか』(慶應義塾大学出版会、2020年)ほか。
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第7回 OTD企業研究
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日程
- 2022年1月
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講師
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カルビー株式会社
常務執行役員 人事総務本部長 D&I・スマートワーク推進室 管掌
武田 雅子 氏1968年東京生まれ。89年に株式会社クレディセゾン入社。全国のセゾンカウンターで店舗責任者を経験後、営業推進部トレーニング課にて現場の教育指導を手掛ける。その後戦略人事部にて人材開発などを担当し、2014年人事担当取締役に就任。2016年には営業推進事業部トップとして大幅な組織改革を推進。
2018年5月カルビー株式会社に転職、翌年4月より常務執行役員。ニューノーマルの働き方「Calbee New Workstyle」を2020年7月より開始し全員が活躍する組織の実現に向けて人事制度改定など施策を推進中。
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第8回 OTDアカデミア
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日程
- 2022年2月
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講師
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調整中
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第9回 OTD企業研究
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日程
- 2022年5月
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講師
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ロート製薬株式会社
取締役 人財・Well-being
経営推進本部長
高倉 千春 氏1983年、農林水産省へと入省。1990年に米国Georgetown大学へ留学し、MBAを取得。帰国後は1993年からコンサルティング会社にて、組織再編、新規事業実施などに伴う組織構築、人事開発などに関するコンサルティングを担当する。
その後、人事に転じ、1999年ファイザー株式会社、2004年ベクトン・ディッキンソン株式会社、2006年ノバルティスファーマ株式会社において人材組織の要職を歴任。2014年より味の素株式会社に入社し、同社のグローバル戦略推進に向けたグローバル人事制度の構築と推進のリード役を務めた。2020年7月より現職。
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第10回 OTD最終共有会
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日程
- 2022年6月
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内容
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年間を通じて取り組んだことの成果や学びを共有する対話セッション
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ACTIVITY2020
2020年度の活動内容
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第1回 OTD研究会
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日程
- 2020年7月
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講師
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株式会社ニトリホールディングス
永島 寛之 氏東レ勤務を経て2007年ソニー入社。米国マイアミに赴任時にダイバーシティ組織の運営を通じてグローバル組織構築に興味を持ち、2013年に米国出店を果たしたばかりのニトリに入社。
その後、店長、人材採用部長、採用教育部長を務め、2019年3月から現職。テクノロジーによる社員と会社の成長をマッチングする教育システム構築に全力投入中。
「個の成長が企業の成長。そして、社会を変えていく力になる」という考えのもと、従業員のやる気・能力を高める施策を次々と打ち出す。
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第2回 OTDアカデミア
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日程
- 2020年8月
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講師
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東京大学教育学研究科 准教授
仁平 典宏 氏東京大学教育学部比較教育社会学コース卒業。同大学院教育学研究科博士課程修了。法政大学社会学部准教授などを経て現職。専門は社会学。
『「ボランティア」の誕生と終焉――〈贈与のパラドックス〉の知識社会学』(名古屋大学出版会)にて、損保ジャパン記念財団賞、日本社会学会奨励賞を受賞。
共編著に『共生社会の再構築Ⅱ――デモクラシーと境界線の再定位』(法律文化社)『労働再審〈5〉ケア・協働・アンペイドワーク――揺らぐ労働の輪郭』(大月書店)『若者と貧困』(明石書店)など。
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第3回 OTD企業研究
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日程
- 2020年9月
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講師
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ユニリーバ・ジャパン・ホールディングス株式会社 取締役 人事総務本部長
島田 由香 氏1996年慶応義塾大学卒業後、株式会社パソナ入社。2002年米国ニューヨーク州コロンビア大学大学院にて組織心理学修士取得、日本GEにて人事マネジャーを経験。
2008年ユニリーバ入社後、R&D、マーケティング、営業部門のHRパートナー、リーダーシップ開発マネジャー、HRダイレクターを経て2013年4月取締役人事本部長就任。その後2014年4月取締役人事総務本部長就任、現在に至る。
学生時代からモチベーションに関心を持ち、キャリアは一貫して人・組織にかかわる。高校二年生の息子を持つ一児の母親。日本の人事部「HRアワード2016」個人の部・最優秀賞、「国際女性デー|HAPPY WOMAN AWARD 2019 for SDGs」受賞。米国NLP協会マスタープラクティショナー、マインドフルネスNLPⓇトレーナー。
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第4回 OTDアカデミア
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日程
- 2020年10月
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講師
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東京大学 総合文化研究科 教授
清水 晶子 氏東京大学大学院人文科学研究科で修士を取得したのち、ウェールズ大学カーディフ校批評理論センターでMA(セクシュアル・ポリティクス)とPhD(批評理論)を取得。専門はフェミニズム、クィア理論。
関心の対象は非規範的な欲望と身体をめぐる文化政治。毎年秋に研究科の院生と共に企画しているクィア理論入門公開連続講座は、アクティビストや研究者からテーマに個人的に興味をもった人まで、多岐にわたる参加者を得ている。
主な著書に_Lying Bodies: Survival and Subversion in the Field of Vision_ (Peter Lang. 2008)、『読むことのクィア 続 愛の技法』(中央大学出版部、共著、2019)など。
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第5回 OTD企業研究
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日程
- 2020年11月
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講師
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株式会社オリエンタルランドフード本部 フード企画室長
横山 政司 氏1991年株式会社オリエンタルランド入社。アトラクションの時間帯責任者、上場準備、IRを担当し、2003年にマネージャー就任。
その後、テーマパークの事業戦略策定、長期経営ビジョン策定に携わり、2011年より人事部へ。社員の採用・教育マネージャーを経て、2015年より人事部長。主に社員人事制度の企画・運用、採用、教育を担当。
2020年4月にフード企画室長に異動(現職)。テーマパークのフード本部における戦略・予算の策定・管理、人事、食の安全等を担当。
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第6回 OTDアカデミア
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日程
- 2021年1月
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講師
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東京大学社会科学研究所 教授、博士
玄田 有史 氏東京大学 大学院経済学研究科 博士課程退学あと、 ハーバード大学 客員研究員、オックスフォード大学 客員研究員、学習院大学経済学部教授を経て現職。専攻は労働経済学。
主な著書に、『仕事のなかの曖昧な不安』(中央公論新社、2001年)、『ニート』(幻冬舎、共著、2004年)、『希望のつくり方』(岩波新書、2010年)、『危機と雇用』(岩波書店、2015年)、『人手不足なのになぜ賃金が上がらないのか』(慶應義塾大学出版会、編著、2017年)、危機対応学』(勁草書房、共編著、2018年)、『危機対応の社会科学<上><下>』(東京大学出版会、共編著、2019年)、『地域の危機・釜石の対応』(東京大学出版会、共編著、2020年)など。
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第7回 OTD企業研究
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日程
- 2021年2月
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講師
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サイボウズ株式会社 執行役員 人事本部長兼法務統制本部長
中根 弓佳 氏1999年、慶応義塾大学(法学部法律学科)卒業後、関西の大手エネルギー会社に入社。2001年、サイボウズ株式会社に入社。
知財法務部門にて著作権訴訟対応、契約、経営、M&A法務を行った後、人事においても制度策定や採用を中心とした業務に従事。
法務部長、事業支援本部副本部長を歴任し、財務経理などを含め、これら全般を担当する事業支援本部長に就任。2014年 8月より執行役員、2019年1月より人事本部長 兼 法務統制本部長(現任)。
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第8回 OTDアカデミア
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日程
- 2021年4月
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講師
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東京大学先端科学 技術研究センター 准教授 小児科医
熊谷 晋一郎 氏東京大学教育学部比較教育社会学コース卒業。同大学院教育学研究科博士課程修了。法政大学社会学部准教授などを経て現職。専門は社会学。
『「ボランティア」の誕生と終焉――〈贈与のパラドックス〉の知識社会学』(名古屋大学出版会)にて、損保ジャパン記念財団賞、日本社会学会奨励賞を受賞。
共編著に『共生社会の再構築Ⅱ――デモクラシーと境界線の再定位』(法律文化社)『労働再審〈5〉ケア・協働・アンペイドワーク――揺らぐ労働の輪郭』(大月書店)『若者と貧困』(明石書店)など。
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第8回 OTD研究会
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日程
- 2021年5月
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講師
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三起商行株式会社 人事部 部長
藤原 裕史 氏1987年入社。新卒採用責任者などを担当したのち、店舗運営、通販事業部長職等を歴任。
「事業戦略に寄り添うダイバーシティ」をテーマに、多様化が進む雇用形態や人事制度の対応、教育研修を担当。2017年より現職。
グループ全体の教育体系構築、社外の研修支援などを行う。
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ACTIVITY2019
2019年度の活動内容
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第1回 OTDゼミ01
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日程
- 2019年7月19日
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テーマ
- ダイバーシティ推進の理由を再考する
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講師
- 東京大学准教授 星加 良司氏
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第2回 OTDサロン01
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日程
- 2019年9月18日
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テーマ
- ・他社事例共有
・あるべき状態の探求 -
講師
- OTD関係者
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第3回 OTDゼミ02
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日程
- 2019年10月18日
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テーマ
- 多様性と経済学
(ゲーム理論的アプローチ) -
講師
- 東京大学教授 松井 彰彦氏
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第4回 OTDサロン02
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日程
- 2019年11月19日
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テーマ
- ・課題明確化
・今後の進め方の方針決定 -
講師
- OTD関係者
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第5回 OTDゼミ03
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日程
- 2019年1月28日
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テーマ
- 働くことの意味と働き方改革
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講師
- 東京大学教授 水町 勇一郎氏
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第6回 OTDサロン03
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日程
- 2019年2月20日
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テーマ
- 中間レビュー
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講師
- OTD関係者
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第7回 OTDゼミ04
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日程
- 2020年4月21日
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テーマ
- 渋滞学・無駄学からみるダイバーシティ
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講師
- 東京大学教授 西成 活裕氏
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第8回 OTDサロン04
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日程
- 2020年6月10日
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テーマ
- 成果発表会
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講師
- OTD関係者
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SPEAKERS
OTDゼミ登壇者
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第1回 OTDゼミ01
東京大学 准教授
星加 良司 氏
東京大学大学院教育学研究科附属バリアフリー教育開発研究センター 准教授。
東京大学大学院人文社会系研究科博士課程修了。東京大学先端科学技術研究センター特任助教、同大学院教育学研究科講師等を経て、2017年より現職。専門は社会学、障害学。
障害の社会理論、障害平等施策としての合理的配慮、多様性理解教育などに関心を持ち、障害や多様性に関する知の社会還元を進めるためのプロジェクトを展開している。
主な著書に『障害とは何か:ディスアビリティの社会理論に向けて』(生活書院)、『障害学のリハビリテーション:社会モデル その射程と限界』(生活書院、共編著)、『合理的配慮:対話を開く、対話が拓く』(有斐閣、共著)、『対立を乗り越える心の実践:障害者差別にどのように向き合うか』(東京大学出版会、共著)など。 -
第3回 OTDゼミ02
東京大学 教授
松井 彰彦 氏
東京大学大学院経済学研究科 教授。
ノースウェスタン大学M.E.D.S.博士課程修了。東京大学大学院経済学研究科助教授を経て、2002年より現職。専門はゲーム理論、多様性と経済。
帰納論的ゲーム理論の構築を通じて、差別から偏見やスティグマが生成される可能性を論理的に示した研究で、国際的に高い評価を受けているほか、障害や社会的排除を経済学のテーマと結びつける研究プロジェクトを展開中。
主な著書に『慣習と規範の経済学』(東洋経済新報社)、『市場(スーク)の中の女の子』(PHP研究所)、『ミクロ経済学:戦略的アプローチ』(日本評論、共著)、『不自由な経済』(日本経済新聞社)、『障害を問い直す』(東洋経済新報社、共編著)、『市場って何だろう:自立と依存の経済』(筑摩書房)など。 -
第5回 OTDゼミ03
東京大学 教授
水町 勇一郎 氏
東京大学社会科学研究所 教授。
東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。東京大学法学部助手、東北大学法学部助教授、
東京大学社会科学研究所准教授などを経て、2010年より現職。専門は労働法。
一人一人の労働者が活かされる公正で差別のない職場づくりの取り組みを労働政策の観点から探究し、政府の「働き方改革実現会議」や「同一労働同一賃金の実現に向けた検討会」のメンバーとしても中心的な役割を果たしている。
主な著書に『差別禁止法の新展開:ダイヴァーシティの実現を目指して』(日本評論社、共編著)『非正規雇用改革:日本の働き方をいかに変えるか』(日本評論社、共編著)『「同一労働同一賃金」のすべて』(有斐閣)『労働法入門』(岩波新書)『労働法〈第7版〉』(有斐閣)など。 -
第7回 OTDゼミ04
東京大学 教授
西成 活裕 氏
東京大学先端科学技術研究センター 教授。
東京大学大学院工学系研究科博士課程修了。
ケルン大学理論物理学研究所客員教授、東京大学大学院工学系研究科教授などを経て、2009年より現職。専門は数理科学、渋滞学、無駄学。数学・物理学の視点で物事の流れをとらえ、渋滞が生まれるメカニズムを解明する「渋滞学」や、「無駄」という現象を科学的に分析する「無駄学」を提唱。工場やオフィスなどにおける業務改善にも知見が活かされている。
主な著書に『渋滞学』(新潮社)、『無駄学』(新潮社)『とんでもなく役に立つ数学』(角川ソフィア文庫)『疑う力:ビジネスに生かす「IMV分析」』(PHP研究所)『シゴトの渋滞学:ラクに効率を上げる時間術』(新潮社)『非線形数学』(丸善、共著)、『逆説の法則』(新潮社)など。